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日本人は実際に何をどれだけ食べているか
厚生労働省「国民健康・栄養調査」と農林水産省「食料需給表」を、食事摂取基準と同じ栄養素キーで並べています。「必要な量」と「実際の量」の差がそのまま見えます。
調査対象 5,865 人(2019年)栄養素 20 項目食品群 19 分類
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足りていない栄養素(2019年)
推奨量・目安量・「◯以上」の目標量がある栄養素について、性別×年齢階級の 20 区分それぞれで充足率を出し、その平均が低い順に並べました。
| 栄養素 | 平均の充足率 | 基準に届かない区分 |
|---|---|---|
| ビタミンA | 71 % | 20 / 20 |
| カルシウム | 71 % | 20 / 20 |
| ビタミンD | 75 % | 18 / 20 |
| カリウム | 86 % | 16 / 20 |
| マグネシウム | 87 % | 16 / 20 |
| エネルギー | 88 % | 19 / 20 |
| ビタミンB2 | 89 % | 16 / 20 |
| ビタミンB6 | 93 % | 14 / 20 |
| ビタミンC | 95 % | 12 / 20 |
| 鉄 | 97 % | 11 / 20 |
| 食物繊維 | 104 % | 10 / 20 |
| ビタミンB1 | 105 % | 10 / 20 |
エネルギーが基準を下回るのは、食事調査では食べた量が実際より少なく申告されやすいことが大きく影響しています。他の栄養素の値も同じ方向にずれます。
取りすぎが問題になるもの
| 栄養素 | 目標量に対する平均 | 目標量を超える区分 |
|---|---|---|
| 食塩相当量 | 143 % | 20 / 20 |
| 飽和脂肪酸 | 103 % | 11 / 20 |
100%を超えるほど目標量から離れています。
目標量の範囲に入っているか(%エネルギー)
たんぱく質・脂質・炭水化物には「エネルギーに占める割合」の目標範囲があります。摂取量から実際の割合を計算して比べました。
| 栄養素 | 目標範囲 | 平均(実測) | 範囲内の区分 |
|---|---|---|---|
| たんぱく質 | 15〜20 %E | 14.9 %E | 19 / 20 |
| 脂質 | 20〜30 %E | 29.4 %E | 13 / 20 |
| 炭水化物 | 50〜65 %E | 52.3 %E | 20 / 20 |
%E はエネルギーに占める割合。実測は性別×年齢階級ごとに計算した値の平均です(換算: たんぱく質・炭水化物 4 kcal/g、脂質 9 kcal/g)。
食塩相当量の年次推移(総数・1歳以上)
| 年 | 1人1日当たり |
|---|---|
| 2019年 | 9.7 g |
| 2018年 | 9.7 g |
| 2017年 | 9.5 g |
| 2016年 | 9.6 g |
| 2015年 | 9.7 g |
| 2014年 | 9.7 g |
| 2013年 | 9.8 g |
| 2012年 | 10.0 g |
食事摂取基準(2025年版)の目標量は成人男性 7.5 g未満、成人女性 6.5 g未満です。
出典
- 国民健康・栄養調査(厚生労働省/栄養素等摂取量 - エネルギー・栄養素等,年齢階級別,平均値,標準偏差,中央値 - 総数・男性・女性,1歳以上)
- 国民健康・栄養調査(厚生労働省/食品群別摂取量 - 食品群,年齢階級別,平均値,標準偏差,中央値 - 総数・男性・女性,1歳以上)
- 食料需給表(農林水産省/年度別食料需給表 令和5年度食料需給表(概算値)、令和4年度食料需給表(確定値))
数値は e-Stat(政府統計の総合窓口)で公開されている表をそのまま使っています。